金暎淑　 KIM YOUNGSUK 

日本と韓国を中心に、油彩、映像、写真、インスタレーションなど、多様な形式で作品を発表している。

国籍、帰属意識、歴史と個人の関係性、生と死、などを主題に、見る側の身体性をも取り込みながら作品化してきた。

近年は、ジェンダーや民俗学の視点に着目し、フィールドワークをベースとした表現活動を行っている。

主な展示に、中央線芸術祭2021-2024（東京）、亀山トリエンナーレ2024（三重県亀山市）、

「アリランの種―コリアンディアスポラ作家展―」（韓国　国立現代美術館）、

「福島の新世代2009 CLOSETOYOU!―もっと近くに」（福島県立美術館）、

「光州ビエンナーレ2002」（韓国　光州）など。

 

福島生まれ。東京在住。

 

■個展
2012年　「開かれた招待展ｖｏｌ.2～金暎淑～」　安東市立文化芸術の殿堂 （韓国　安東市） 
2011年　「Tracing Happiness ～繰り返しトレースされるハッピーエンドの輪郭～」同時代ギャラリー（京都）
2010年　「keep?　2010」同時代ギャラリー（京都）

2009年　「keep?」party (いわき)
2004年　「金暎淑展」nagune（新宿）
2002年　「個展 圏外の人々」G-ART GALLERY（銀座）、art space K（大阪）

 

■グループ展

 2024年　　Center line art festival Tokyo　

 2023年　　中央線芸術祭2023 MUSAKO GATE (東京　宮地楽器ホール） 

　　　　　AIGO展（横浜市民ギャラリーあざみ野　/　韓国ソウル　チョンテイル記念館）

　　　　　サラティスト展「PACIFIC COLORS」/　韓国ソウル　moousoosoo gallery

2022年　　中央線芸術祭2022　「孤独な散歩者達の庭」企画・出品　（高円寺高架下空き倉庫）

2021年　　中央線芸術祭2021　スペースシェアリングプログラム　　（KOGANEI ART SPOT シャトー）
2017年 　「韓国慶南道立美術館特別企画＜diaspora 世紀を超えて＞ 」 慶南道立美術館（韓国　慶尚南道　尚原市）
2015年　 「光復70周年記念 特別企画 第2部 'ディアスポラの船' 」 安東市立文化芸術の森 （韓国　安東市）
2013年　 「ザイニチ3.0展 」 韓国光州　ロッテギャラリー光州
2010年　 「ART FAIR FREE」原宿VACANT （東京）
2009年 　「福島の新世代2009 CLOSE TO YOU! ―もっと近くに」　（福島県立美術館）
         「SUPER　ART　PARTY］ (party いわき)
         「アリランの種ーコリアンディアスポラ作家展ー」（韓国国立現代美術館）（韓国）
2008年　 「国際環境アートムーブ川口」川口メディアセブン（川口）
         「ART Shanghai 2008」上海世貿商城（上海）
2006年　 「ハンアンギャラリー」韓国文化院ギャラリー（東京）
         「タクマンマッ展」poll gallery（韓国ソウル）
         「CRUSH展」同時代ギャラリー（京都）
2005年   「Neo vessel AREUM 04-05 NY」NYオープンセンター（ニューヨーク）
           Pascack Vallery Hospital Community Center　（ニュージャージー）
         「Neo Vessel AREUM'04-'05　」(ソウル)
         「私は光州を知らない」京都市美術館別館（京都）
2004年   「土の下を流れる水」ギャラリーガイア（ソウル）
         「Neo vessel AREUM 04-05 KYOTO」京都市美術館（京都）
2003年 　「成分表示」ギャラリー le DECO （渋谷）、アートスペースK（大阪
2002年　 「アルン展」（京都）
         「光州ビエンナーレ2002　THERE: Sites of Korean Diaspora」（光州）
2001年　 「若き画家たちからのメッセージ」すどう美術館（銀座）
         「沖展」浦添市民体育館（沖縄）
         「MARKET」関内アカデミーギャラリー（横浜）
2000年   「河専南、金暎淑二人展」アトリエTK（銀座）
1999年　 「第一回アルン展」京都市美術館（京都）

 

■イベント企画

2022年　　対話型ワークショップ「老いをアップデートする！」開催　　(アーツカウンシルしずおか主催 アートワーケーション事業による企画)

2010年　　トークイベント「問題が問題だ」　　渋谷UPLINK共催　

2004年　　アートイベント「Tokyo Marble tour 001」 　Immigrant's　Cafe
　　　　　アートイベント「Tokyo Marble tour 003 instance」　渋谷　宇田川カフェ　
2003年　 「成分表示」ギャラリー le DECO （渋谷）、巡回展　アートスペースK（大阪）

  

■パブリックコレクション

2024年　福島県立美術館

 

■カタログ
「Gwangju Biennale 2002: Sites of Korean Diaspora」Gwangju Biennale Foundation, 2002
「Korean Diaspora Artists in Asia」National Museum of Contemporary Art, Korea　culture books 2009

 

■本

・韓国美術1900-2020 著者： 韓国　国立現代美術館 |2021.09.30

・OVERSEAS KOREAN ARTIST YEAR BOOK　2
・「韓国　女性と美術：権力の内側と外側」　著：ソ・ヒジョン/キム・ミギョン/パク・ナムヒ　

 ・雑誌エトセトラ「アートアクティヴィズム/98　関東大震災100年を記憶する現代アート:2023夏、韓国」 執筆：北原恵